知覧鎮魂の賦

2015年08月25日 14:56

本日は台風15号の影響で、出社しなくてもよい!とのお達しがあり (*´з`)ヤッタ~!!

と、なっているところです。

何も被害が無くて良かったですが、九州には久々の上陸で、昨夜はかなり緊張感高まる夜となりました。

まだ風は強いようですが、このまま大人しく(っというか台風は決して大人しくはない!(^-^; )去っていってくれるのを待つのみですね。


ところでお盆は鹿児島へ帰省をしまして、終戦記念日の8月15日に、まさにふさわしい場所「知覧特攻平和会館」へ行ってまいりました。

実はずいぶん前に1度行ったことがあるのですが、とてもとても悲しく辛い写真と手紙の内容を直視しすぎて、その後は意識して足が遠のいておりました。

しかし今年は戦後70周年ともあり、TVや新聞でも色々と特集を組まれていたりして、『この機会にもう一度見てみよう!』という気になったのでした。


…やはり何度見ても、胸がギュ~っとなり喉の奥がツ~ンと痛くなる感じ(つまり嗚咽を我慢している)に終始襲われ、悲しみの思いばかりが込み上げてきます。


ところが、夫に「ロビーにある天女の大きな絵がなぜが心に残っている」と言われ、『…この場所で天女!?珍しいことを言うな~』と、別の意味で興味が湧いたので、そそくさと出てみてみると


これでした!! (´゚д゚`)



ーーー『知覧鎮魂の賦 』ーーー

紅蓮の炎をあげて燃える隼の機体から特攻隊員の魂魄を6人の飛天(天女)が救い出し昇天させる姿を表したもの。

(高さ3メートル幅4.4メートルの信楽焼陶板壁画)

宮崎市/仲矢勝好氏画

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・・・言葉をなくしますね。

色々な感情が交差しつつも、これを見た時にはとても救われた気になりました。

さっきの、喉の奥がツ~ンとくる痛みを伴う涙ではなく、胸の奥からじわ~っと温かいものが流れ出てくる方の涙ですね!

この絵に出会って良かった。。。と、心底思いました。

きっと、特攻隊で戦死なさった方のご遺族の方々も、同じような思いでこの絵をご覧になられたのではないでしょうか。

そう思いたい1枚の絵です。


そして、このように人の心を動かし、癒す力を持った絵を書かれた方に、心から敬意をはらい感謝いたします。


・・・と、私もそんな風に思われるようなもの(絵ではありませんが)をいつしか世に出せたらいいなぁ。。。( *´艸`)

と、大胆にも思ってしまう帰り道でした。


皆さんも機会があったら、是非この「知覧特攻平和会館」を訪れてこの絵をご覧になってください。