知覧鎮魂の賦
本日は台風15号の影響で、出社しなくてもよい!とのお達しがあり (*´з`)ヤッタ~!!
と、なっているところです。
何も被害が無くて良かったですが、九州には久々の上陸で、昨夜はかなり緊張感高まる夜となりました。
まだ風は強いようですが、このまま大人しく(っというか台風は決して大人しくはない!(^-^; )去っていってくれるのを待つのみですね。
ところでお盆は鹿児島へ帰省をしまして、終戦記念日の8月15日に、まさにふさわしい場所「知覧特攻平和会館」へ行ってまいりました。
実はずいぶん前に1度行ったことがあるのですが、とてもとても悲しく辛い写真と手紙の内容を直視しすぎて、その後は意識して足が遠のいておりました。
しかし今年は戦後70周年ともあり、TVや新聞でも色々と特集を組まれていたりして、『この機会にもう一度見てみよう!』という気になったのでした。
…やはり何度見ても、胸がギュ~っとなり喉の奥がツ~ンと痛くなる感じ(つまり嗚咽を我慢している)に終始襲われ、悲しみの思いばかりが込み上げてきます。
ところが、夫に「ロビーにある天女の大きな絵がなぜが心に残っている」と言われ、『…この場所で天女!?珍しいことを言うな~』と、別の意味で興味が湧いたので、そそくさと出てみてみると
これでした!! (´゚д゚`)
ーーー『知覧鎮魂の賦 』ーーー
紅蓮の炎をあげて燃える隼の機体から特攻隊員の魂魄を6人の飛天(天女)が救い出し昇天させる姿を表したもの。
(高さ3メートル幅4.4メートルの信楽焼陶板壁画)
宮崎市/仲矢勝好氏画
--------------------------------------------・・・言葉をなくしますね。
色々な感情が交差しつつも、これを見た時にはとても救われた気になりました。
さっきの、喉の奥がツ~ンとくる痛みを伴う涙ではなく、胸の奥からじわ~っと温かいものが流れ出てくる方の涙ですね!
この絵に出会って良かった。。。と、心底思いました。
きっと、特攻隊で戦死なさった方のご遺族の方々も、同じような思いでこの絵をご覧になられたのではないでしょうか。
そう思いたい1枚の絵です。
そして、このように人の心を動かし、癒す力を持った絵を書かれた方に、心から敬意をはらい感謝いたします。
・・・と、私もそんな風に思われるようなもの(絵ではありませんが)をいつしか世に出せたらいいなぁ。。。( *´艸`)
と、大胆にも思ってしまう帰り道でした。
皆さんも機会があったら、是非この「知覧特攻平和会館」を訪れてこの絵をご覧になってください。