三嶋先生の作品

2017年10月14日 14:34

まだ記憶に新しい、2016.4.16 午前1:15 熊本地震を記録した作品(これは表装される前の原画です)

  ー「哭」ー

 

忘れられない出来事でした。。。

 

今でも爪痕は深く残ったままです。

その傷跡を抱きながら、歯を食いしばり、前を向いて歩かねばという自己叱咤。

多くの方々が心の叫びも口に出せないまま、ただただ自分に何かを言い聞かせ

笑顔の裏には、どうしようもない不安と焦りに飲み込まれる恐怖と共に

みんな戦っているのだと。

そんな話を身近なところで聞きました。

 

表現者はそういった人の心の内なる強い声に寄り添えるような、または共感、共鳴出来るような

そんな作品を生み出すことが役目なのではないでしょうか!?

改めてそう思わせてもらえた恩師の作品でした。

 

地から火を吐いているような、また地割れからマグマが覗いて見えるような

恐ろしくも凄い作品です。